省エネの方法や対策、冷蔵庫やエアコンでの節約、CO2削減の効果などについて
省エネについて、家庭で簡単にできることは具体的にどんなことがあるのか考えてみましょう。大掛かりなものとなると少々実行を躊躇ってしまいますが、日頃の家での生活を思い返して、小さなことでも出来ることから実践してみてください。省エネは、家計の負担も低減させるだけではなく、地球温暖化の防止にも繋がるのです。照明器具は、インバータ蛍光灯の方が普通の蛍光灯よりちらつきが少なく、電力の消費量は約12%の省エネとなります。インバーターは、電源のオン・オフだけでなくパワーの調節を目的に合わせてできるため、従来の照明器具と比較して省エネ効果が高いといえます。インバータ蛍光灯には電球型蛍光ランプもあり、白熱電球に使っていたものと同様のソケットに取り付けることが可能です。インバーター蛍光灯は点灯するまでの時間も大幅に改善されており、省エネのために生まれた照明器具といっても過言ではありません。家族団らんを同じ部屋でするようにして照明や暖房の使用を2割減らすと、一世帯当たりのCO2削減の効果は1年でおよそ240kg、年間排出量に対する削減割合は約4.1%、節約効果は1年間で11,000円ほどになり、1ヵ月あたり約900円もの節約ということになります。
冷蔵庫はどこの家庭でも必ず使う電化製品であり、だからこそ省エネが大切な家電製品ともいえます。冷蔵庫の省エネ対策として重要なのは、食料品を冷蔵庫の中に入れ過ぎないようにし、熱いものは冷めてから冷蔵庫に入れ、そして冷蔵庫には常温で保管できるものは入れないことです。食品は必要なときにすぐに取り出せるように透明な容器などに入れたり、冷蔵庫に入れるものは必ず決まった位置におくことによって、ドアの開閉の回数を減らしたり、ドアを開いている時間を短くすることができるので、電気代の節約と省エネになります。冷蔵庫を直射日光の当たらない場所に置いたり、冷蔵庫と壁とを密着させずに壁との間に少し隙間を作って置くようにするだけでも、冷蔵庫の周辺の温度が下がり省エネとなります。台所があまりに高温になると冷蔵庫に負担がかかることになるので、台所の温度は常に控えめにし、寒い季節は冷蔵庫の温度も弱めに調節しておくと、いつの間にか省エネになるものです。近頃は省エネ家電が当たり前となっており、もちろん冷蔵庫も新商品が販売されています。「省エネラベル」といったものが最近の省エネタイプの冷蔵庫には添付されていますので、冷蔵庫の買い換え時には、省エネラベルに記載のエネルギー消費効率や年間消費電力などを確認してから購入するのが良いかと思います。
冷房の温度を1度上げることで、ひと夏で一世帯当たり石油だと約8リットルの節約となるようです。近頃の家庭では各部屋ごとにエアコンがついているところも多いようですが、誰もいない部屋のエアコンは切り、使っている部屋のエアコンの設定温度を1度ずつ上げるだけで、相当な省エネ効果が得られるとみられます。エアコンの温度を28度くらいに設定して、部屋の空気を扇風機で循環させると冷房効率が上がります。近年のエアコンは10年前の製品と比較して約半分の電力消費ですむエアコンも発売されているので、旧式のエアコンを使っている家庭であれば、電気代の節約や省エネのために、いっそ買い換えてしまうのも良いのではないでしょうか。冷房効率を上げるために、遮光フィルムやカーテンで日中の照りつける太陽の熱を遮断したり、葉が茂った観葉植物やすだれなどを利用するのも良い方法です。外から帰宅したときには、すぐにエアコンを入れるのではなく、まず窓を開けて部屋に充満している熱気を外に出すようにすると、冷房効率のアップにつながります。冷房の温度を1度高く設定することで、一世帯当たりのCO2の削減効果は1年におよそ31kg、年間排出量に対する削減割合は約0.5%、1年間の節約効果は2,000円ほどになるそうです。暑さが酷い日には、冷たい水を入れた洗面器やバケツなどに足を浸したりする方法が、かなり涼めておすすめです。